投資に踏み出せない人必見!!投資資金の作り方3選
2024年1月からNISA(少額投資非課税制度)の大幅な改正が発表されたことで、新NISAについて連日のようにメディアでも取り上げられています。
私自身がNISAを始めた2019年頃と比べても、確実に広まってきている印象です。
同時に「NISA=安全」とか、「やらないと損だ!」みたいな誤った風潮も広まってしまい、ご自身の状況や投資リスクを無視したまま始めてしまう方もいます。
当然ですが、NISAであれ株式投資にはリスクを伴います。
しかし、逆に言えば“リスクを乗り越えられた人だけが資産を増やすことができる”。これが株式投資なのです。
ではどのようにリスクと向き合い、資産形成を始めていけば良いのでしょうか。
今回は「これから投資を始めてみたい」という方に、私が是非おすすめしたい投資資金の作り方を紹介します。
既にNISA等を始めている方も、是非今後の資産形成の参考にしてみてください。
固定費削減分をそのまま回す
節約をする際にまず取り組みたいのが、光熱費や保険、スマホ料金の見直しなどの固定費の削減があります。
一度やって(手続きして)しまえば、その効果はずっと続くからです。
しかし、これらには相応の面倒臭さがあります。
私自身、スマホ料金や自動車保険の見直しなど、やった方がいいと思いながらも面倒臭いが故に放置してしまっていました。
つまり、これらはもしやらなかったら生まれなかったお金です。こういう資金こそ投資に回してみてはいかがでしょうか?
例えば、保険の見直しをして月5,000円の固定支出を減らせたとして、その分を毎月5,000円の積立投資に回したとします。
1年後の元本は6万円になりますが、相場は下落しその6万円は4万円になってしまっているかもしれません。
投資をして2万円も損をしてしまった・・・確かにそうです。
でも、もし1年前に固定費を見直さず、積立投資を始めていなかったらそもそもその4万円すらありません。
逆に元本6万円が8万円になっているかもしれません。
投資をして2万円得をしたというだけでなく、固定費を見直し積立投資を始めたことで、8万円という資産を新たに築いたのです。
せっかく固定費の削減をしても、その分が何に消えてしまったか分からなければ、正直意味がありません。
たとえ少額でも、固定費を削減した分は積立投資に回す。
なお、積立投資については過去にその魅力を記事にしているので、こちらを見ていただければと思います。
ポイントこそ投資する
いきなり現金で株式投資を始めることに抵抗がある方は、ポイント投資からスタートしてみることをオススメします。
現在では楽天ポイント、Tポイント、dポイント、Pontaポイントなど、主要のあらゆるポイントで投資することが可能です。
そして、最近のポイント還元率は本当に馬鹿にできません。
生活必需品の支払いや毎月の引き落としを一つのクレジットカードにまとめたり、ポイント還元の高い日に上手に買い物するなどすれば、月数千円分の投資資金として充てることができます。
いわゆる「ポイ活」も、まとめ買いをしたり、買う日を考えたりと相応の努力と習慣が必要になります。
しかし、こちらももしやらなかったら生まれなかったお金(ポイント)です。
ポイント投資はリスクを取ってでもリターンを得たい株式投資の資金に適していると思います。
ただし、ポイ活の注意点として、絶対につられて余計な物を買わないこと。
あくまで“自分(達)が必要なものを買う”という前提の上で、お得にポイントをゲットするのです。
我が家ではアナログですが、冷蔵庫のホワイトボードに「ポイントデーで買う物リスト」を書いて、その日はそれだけを買うようにしています。
ボーナスは貰えただけラッキー
会社員の方にとって、ボーナスを貰えることが最大の魅力と感じている方は多いでしょう。
しかし、残念ながら会社側にボーナスを支払う義務はないので、この先業績や経営方針を理由に支払われなくなる可能性は考えておいた方が良いかもしれません。
ボーナスは最大の魅力かもしれませんが、それに依存(アテに)しないことが大切です。
もっと理想を言えば、「貰えただけラッキー」くらいに考えられるなら、それこそ投資資金としてベストではないでしょうか?
私も会社員時代、ボーナスはほとんど貯蓄と投資に回すようにしていたので、結果として資産形成のスピードを早めることができたと思っています。
極論、「貰えただけラッキー」なお金なのですから、満足できるのであれば自分へのご褒美に遣ったっていいんです。
それよりも注意したいのが、住宅ローンなどの「ボーナス払い」です。
特にローンの残年数が長い方や、ボーナス払いの金額が大きい方は、一度信頼できるFP等に相談されることをお勧めします。
まとめ
今回は投資資金の作り方として、固定費削減、ポイント投資、ボーナスをあげました。
投資にはリスクが伴うので、あくまでも「遣う予定のないお金」でやることが大切です。
少額からスタートし、少しずつ慣れていくなかでもっと自分にあったやり方が見つかっていくかもしれません。
また、投資より先に貯蓄の確保が必要です。(理由についての記事はこちら)
まだ貯蓄が確保できていない方は、今回の「貯蓄資金の作り方」として参考にしてみてください。